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屋根は無機遮熱塗料・外壁はシリコン塗料で塗装工事完工|和歌山県海南市下津町の倉庫施工事例

はじめに

和歌山県海南市下津町にて、倉庫の屋根・外壁塗装工事が無事に完工しました。今回の施工では、屋根に「遮熱タイプの無機塗料」、外壁に「シリコン塗料」を採用し、耐久性・機能性・美観のすべてを兼ね備えた仕上がりを実現しました。
この記事では、今回の施工事例をもとに、無機遮熱塗料とシリコン塗料それぞれの特徴・メリット・選ばれる理由を詳しく解説します。「倉庫や工場の塗装を検討している」「夏場の暑さ対策もあわせてしたい」「長持ちする塗料を選びたいけれど費用も抑えたい」という方にとって、実際の施工事例をもとにした参考情報として役立てていただければ幸いです。

施工概要

まず、今回の工事の基本情報をご紹介します。

∙施工場所:和歌山県海南市下津町
∙建物種別:倉庫
∙施工内容:屋根塗装・外壁塗装
∙使用塗料:屋根=遮熱タイプの無機塗料/外壁=シリコン塗料

倉庫という建物の特性上、人が常時いる住宅とは異なる観点で塗料を選定する必要があります。とくに屋根は太陽光を直接受けるため、「遮熱性能」と「耐久性」の両方が求められます。外壁については、コストと耐候性のバランスを考慮し、シリコン塗料を採用しました。

屋根塗装:遮熱タイプの無機塗料を採用した理由
倉庫の屋根が抱える課題

倉庫の屋根は、住宅と比べて面積が広く、日光を受ける角度や時間も長くなりがちです。そのため、夏場は屋根面の表面温度が60〜80℃に達することも珍しくありません。屋根が高温になると、屋根裏や建物内部の温度も上昇し、以下のような問題が起こります。

∙倉庫内の温度が上がり、保管している商品・製品・機器に悪影響が出る

∙作業員が働く環境が過酷になり、熱中症リスクが高まる

∙冷房・換気設備の稼働時間が増え、光熱費が増大する

∙屋根材自体の劣化が早まり、雨漏りや腐食のリスクが上がる

このような課題を抱えている倉庫・工場・店舗の建物オーナー様は非常に多く、塗装のタイミングで「遮熱塗料」への切り替えを検討されるケースが増えています。

無機塗料とは何か

無機塗料とは、ガラスやセラミックなど無機物を主成分とした塗料のことです。有機系の塗料(アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素など)は、炭素を含む有機物が主成分であるため、紫外線によって分子結合が切断され、経年とともに塗膜が劣化していきます。一方、無機物は本来「燃えない・分解しにくい・劣化しにくい」という性質を持っているため、無機塗料は圧倒的な耐候性・耐久性を誇ります。
無機塗料の主なメリットは以下のとおりです。

長寿命

無機塗料の耐用年数は一般的に15〜25年程度とされており、シリコン塗料(約10〜15年)やフッ素塗料(約15〜20年)と比べても遜色なく、最上位クラスの耐久性を持ちます。塗り替え頻度が下がることで、長期的なコストを抑えることができます。

汚れが付きにくい

無機塗料は表面が非常に滑らかで、親水性(水になじみやすい性質)があります。そのため、雨が降ると汚れが水と一緒に流れ落ちる「セルフクリーニング効果」が期待できます。外観の美しさを長期間維持しやすいのが特徴です。

防カビ・防藻性

有機物を主成分としないため、カビや藻が栄養源とする物質が少なく、繁殖しにくい環境を作ります。湿気の多い地域や日当たりの悪い面でも、外観を清潔に保てます。

不燃性・耐火性

無機物は燃えにくい素材のため、火災時にも塗膜が燃え広がりにくいという利点があります。倉庫・工場など火災リスクを考慮すべき建物には特に有効です。

遮熱機能をプラスした理由

今回の施工では、単なる無機塗料ではなく「遮熱タイプの無機塗料」を選定しました。遮熱塗料とは、太陽光に含まれる近赤外線を反射することで、塗膜・屋根面の温度上昇を抑える機能を持つ塗料です。
通常の塗料は太陽光をほぼそのまま吸収してしまいますが、遮熱塗料は特殊な顔料によって近赤外線の多くを反射します。これにより、屋根の表面温度を通常よりも10〜20℃程度抑えることが可能とされており、建物内部への熱伝達も大幅に減少します。
遮熱無機塗料を屋根に採用することで期待できる効果は以下のとおりです。

∙夏場の室内温度の低減:倉庫内の温度上昇を抑え、快適な作業環境・保管環境を維持しやすくなります。

∙光熱費の削減:冷房・換気設備の稼働を抑えることができ、電気代の節約につながります。

∙屋根材の保護:高温による屋根材の膨張・収縮・劣化を抑制し、屋根自体の寿命を延ばします。

∙塗膜の長期維持:無機塗料の高耐久性と遮熱機能が相乗効果を発揮し、長期間にわたって性能を保ちます。

倉庫のような大型建物は屋根面積が広いため、遮熱効果による光熱費削減メリットも住宅以上に大きく出ることが多く、投資対効果の面でも非常に合理的な選択と言えます。

外壁塗装:シリコン塗料を採用した理由

シリコン塗料とは

シリコン塗料(シリコン樹脂塗料)は、シリコン樹脂を主成分とした塗料で、外壁塗装において現在最も広く採用されているスタンダードな塗料です。アクリル塗料やウレタン塗料よりも耐久性が高く、フッ素塗料や無機塗料よりも材料費が安いため、「コストと性能のバランスが取れた塗料」として非常に人気があります。

シリコン塗料の主なメリット

優れた耐候性

シリコン樹脂は紫外線・雨・風に対する耐性が高く、塗膜の劣化が起きにくいのが特徴です。適切に施工された場合の耐用年数は約10〜15年とされており、一般的な住宅や建物に十分な耐久性を発揮します。

防汚性・低汚染性

シリコン塗料は表面が緻密で、汚れが付着しにくい性質を持ちます。また親水性があるため、雨水によって汚れが流れやすく、長期間にわたって外観の美しさを保てます。

優れたコストパフォーマンス

フッ素塗料や無機塗料と比べると材料費が安く、それでいて耐用年数は十分に長いため、初期費用を抑えつつ長持ちする外壁を実現できます。特に広い面積の外壁を塗る倉庫・店舗・集合住宅などでは、コスト差が大きく出るため、シリコン塗料が選ばれることが多くなっています。

豊富なカラーバリエーション

シリコン塗料は色の種類が非常に豊富で、建物のイメージやオーナー様の希望に合わせた色選びが可能です。今回の倉庫でも、落ち着いた色調で統一感のある仕上がりとなりました。

施工しやすい

シリコン塗料は扱いやすく、職人の施工性が高いため、品質のばらつきが生じにくいという特徴もあります。確実な仕上がりを実現するうえでも有利な塗料です。

倉庫の外壁にシリコン塗料が適している理由

倉庫の外壁は、住宅のように「デザイン性」よりも「機能性・耐久性・コスト」が優先されることが多いです。シリコン塗料はこのニーズに非常に合致しており、今回のような倉庫・工場・店舗の外壁塗装では定番の選択肢となっています。
屋根に無機遮熱塗料を採用してコストがかかった分、外壁にはコストパフォーマンスに優れたシリコン塗料を選ぶという組み合わせは、トータルの工事費用を抑えながら建物全体の耐久性・機能性をバランスよく高める、非常に賢い選択です。

塗装工事の流れ

塗装工事は単に塗料を塗るだけでなく、下地処理・養生・中塗り・上塗りという工程を丁寧に積み重ねることで、はじめて長持ちする仕上がりになります。今回の施工でも、以下のような流れで工事を進めました。

1. 現地調査・見積もり

まず建物全体の状態を詳しく確認します。屋根・外壁のひび割れ、錆び、塗膜の剥がれ、コーキングの劣化などをチェックし、適切な塗料と施工方法を提案します。

2. 足場の設置

安全かつ丁寧な施工のために、建物周囲に足場を組みます。足場の設置は施工品質にも大きく関わるため、しっかりした足場を確保することが重要です。

3. 高圧洗浄

塗装前に屋根・外壁の汚れ・コケ・古い塗膜などを高圧洗浄機で徹底的に洗い流します。下地が汚れたまま塗装すると、塗料の密着が悪くなり、剥がれの原因になります。

4. 下地処理・補修

ひび割れ(クラック)の補修、コーキングの打ち替え・増し打ち、錆び止め処理などを行います。この工程を丁寧に行うかどうかが、塗装の耐久性を大きく左右します。

5. 養生

塗料が付いてはいけない箇所(窓・サッシ・ドア・基礎など)をマスキングテープやシートで保護します。

6. 下塗り

下塗り材(プライマー・シーラーなど)を塗布します。下塗りは上塗り塗料の密着性を高め、塗膜全体の耐久性を支える重要な工程です。

7. 中塗り・上塗り

仕上げ用塗料を2回に分けて塗布します。1回塗りでは塗膜が薄く性能が発揮されないため、必ず複数回塗り重ねることが品質の基本です。今回の屋根(遮熱無機塗料)・外壁(シリコン塗料)もこの工程で仕上げています。

8. 足場解体・最終確認

足場を解体したのち、仕上がりを確認して工事完了となります。

施工後の仕上がりと効果

今回の工事完了後、倉庫の外観は塗装前と比べて大きく生まれ変わりました。くすんでいた屋根は鮮やかさを取り戻し、外壁も清潔感のある色合いで統一されました。
機能面では、屋根の遮熱効果によって夏場の室内温度の上昇が緩和される見込みがあります。また、無機塗料の高耐候性とシリコン塗料の防汚性によって、次回の塗り替えまでの期間を長く確保できることも大きなメリットです。
建物の美観が改善されると、企業・事業者としての印象も向上します。倉庫・工場・店舗といった事業用建物は、外観の維持が取引先や顧客への信頼感にもつながります。定期的な塗装メンテナンスは、建物の資産価値を守るためにも欠かせない投資と言えるでしょう。

塗装の時期・タイミングの目安

建物の塗り替え時期を見極めるためのサインをまとめます。以下のような症状が見られる場合は、早めの点検・塗装を検討することをお勧めします。

∙チョーキング(白い粉が手につく):塗膜の劣化が進んでいるサインです。防水機能が低下しているため早めの対応が必要です。

∙色あせ・変色:紫外線や雨風による塗膜の劣化を示します。美観面だけでなく、保護機能の低下も意味します。

∙ひび割れ(クラック):外壁に細かいひびが入ると、そこから水分が浸入し、建物内部の腐食・雨漏りへと発展するリスクがあります。

∙コケ・カビ・藻の発生:湿気がこもっている、または塗膜の防水機能が落ちているサインです。

∙塗膜の剥がれ・浮き:塗膜が密着力を失っている状態で、早急な対応が必要です。

∙錆びの発生(金属屋根・鉄部):放置すると腐食が進行し、建物の構造に影響します。

一般的な塗料の耐用年数は10〜15年程度(種類により異なる)ですが、海岸に近い地域・紫外線の強い地域・工業地帯などの過酷な環境では劣化が早まることもあります。和歌山県は海に近いエリアも多いため、塩害による外壁・屋根への影響も考慮した定期点検・早めのメンテナンスが重要です。

倉庫・工場の塗装でよくある質問

Q. 倉庫の塗装は住宅と何が違いますか?

A. 基本的な工程は同じですが、倉庫・工場は面積が大きく、足場の規模や使用する塗料の量も増えます。また、倉庫内の温度管理や保管物への配慮から、遮熱塗料を検討するケースが多くなっています。営業中の建物では、作業時間の調整なども必要です。

Q. 無機塗料は費用が高いですか?

A. 初期費用はシリコン塗料やフッ素塗料と比べて高くなりますが、耐用年数が長いため、塗り替え回数が減り、長期的に見るとコストが抑えられることがあります。特に屋根のような高所作業が必要な部位は、メンテナンス回数を減らすことで足場代の節約にもなります。

Q. 遮熱塗料はどの程度効果がありますか?

A. 建物の構造・地域・色によって異なります
が、屋根表面温度を10〜20℃程度下げる効果が期待できます。ただし、断熱材の代わりにはなりません。遮熱塗料はあくまで外部からの熱の入り込みを減らすものであり、断熱工事との併用で効果が高まります。

Q. 塗装中は倉庫を使用できますか?

A. 基本的には使用可能ですが、高圧洗浄時の水・塗料の飛散・足場の設置などにより、一部使用制限が必要な場合があります。事前にスケジュールや注意事項をご説明しますので、ご安心ください。

まとめ

和歌山県海南市下津町での倉庫塗装工事では、屋根に「遮熱タイプの無機塗料」、外壁に「シリコン塗料」を採用することで、耐久性・遮熱性・コストパフォーマンスをバランスよく実現した仕上がりとなりました。
無機遮熱塗料は初期費用こそかかりますが、長寿命・遮熱効果・防汚性・防カビ性など多くのメリットを持ち、倉庫・工場の屋根塗装には非常に適した選択肢です。外壁のシリコン塗料は、コストを抑えながら十分な耐候性・防汚性を発揮する、外壁塗装のスタンダードとして信頼の高い塗料です。
倉庫・工場・店舗などの事業用建物の塗装は、資産価値の維持・快適な作業環境の整備・光熱費の削減といった多くの観点から、定期的なメンテナンスが非常に重要です。
春光ペイントでは、建物の用途・環境・ご予算に合わせて、最適な塗料と施工方法をご提案しております。和歌山市・海南市・岩出市・紀の川市をはじめとした和歌山県内全域で対応しております。「倉庫や工場の塗装を検討している」「遮熱塗料について詳しく聞きたい」「まずは見積もりだけでも」という方は、お気軽にお問い合わせください。無料で現地調査・お見積もりを承っております。

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